『空の浮動産』

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　物語。



　昭和７４年。夏辺水華（なつべみずか）と織絵冬星（おりえとうじ）が入学した大学の法学部は、法律を教える所では無く、魔法を教える為に設立された『魔法学部』だった。
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　それは数年前元素Ｍａの発見に伴い魔法が発明されてはいたが、結局一過性のブームと断定され誰も見向きもされなくなっていた時代。

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「浮動産登記法一章一条登記シタル魔力ニ関スル設定保存移転変更登記処分ノ制限若シクハ消滅ニ付キ之ヲ為ス其ノ魔力登記法ニ従イ彼ノ地ヨリ此ノ地ヘ発生スル事ヲ命ズ」

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　……などの呪文詠唱から始まる、魔法を実際に履行するための『登記申請手続き』の余りの難度の高さに、魔法で浮かべた一戸建てが空から落下するなど日常茶飯事。そんな法学部での、新入生達の物語。

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　システム。


Ａdvanced Ｎovel Ｏperation Ｓystem version２
チュートリアル閲覧復習式伏線回収システム搭載


 kokuban



　サウンドノベルの閲覧性と操作性を飛躍的に高め、更にゲーム性を手に入れる為のシステム、通称ＡＮＯＳ２を搭載。プレイヤーは物語を自在に辿り直し、それによって伏線を回収しながら物語を先に進めて行きます。




　登場人物。



　夏辺水華（なつべみずか）



夏辺水華
　１８才、身長２０１センチ。大学１年生。
　性格は非常に勝ち気で、理屈よりは脊椎反射で行動するタイプ。
　中学校３年間織絵冬星と同じクラスだった事はあるが、高校３年間は全く会っていない。
　水華を『みずか』でなく『すいか』と呼ばれると非常に怒る。
　第一回全日本女子アルティメット大会準優勝経験者。
　萌えません。


　織絵冬星（おりえとうじ）



織絵冬星

　１８才、身長１５１センチ。大学１年生。
　見た目も行動も淡々としているが、完全に大人しいタイプでは無く、逆に水華へのツッコミは厳しい。頭は非常に良く、東大でも楽勝で入れる位の頭はあるが、当人に学業に対する興味は無い。
　中学の３年間夏辺水華と同じクラスだったが、高校３年間は全く会っていない。
　水華を『みずか』でなく『すいか』と呼ぶ。言う度に殴られるが、止めない。
　萌えません。


　花水木秋駿（はなみずきあきとし）



花水木秋駿 　水華達が来た大学の法学部唯一のやとわれ講師。
　性格は非常に無茶苦茶で、いい加減。へんてこな行動で他人を惑わすのに全力を注げるタイプ。
　大学自体があと数年で法学部を廃部にする予定の上、性格が常軌を激しく逸脱している為、学校側からは疎まれている。
　『浮動産』の運用をする魔法を行使出来る、ほぼ唯一の人物。
　萌えません。

　春川春菜（はるかわはるな）



春川春奈 　水華と冬星が来るまでは、法学部唯一だった受講生。
　性格は非常に真面目でルールを破る事が我慢出来ないタイプ。
　見た目は一番可愛いですが萌えません。




　スタッフ。



シナリオ・ゲームデザイン　　かざみみかぜ
キャラクターデザイン・原画　ＫＲＢＫ
ＢＧＭ　　　　　　　　　　　水野裕之
効果音　　　　　　　　　　　ＳＪＯＭ
背景　　　　　　　　　　　　あざなみお
彩色　　　　　　　　　　　　ときかぜそら
プログラム　　　　　　　　　加藤歓隆



　必要スペック。



ＯＳ：WINDOWS95/98が100％完全に動作する機種
ＣＰＵ：Pentium133MHz以上
メインメモリ：32MB以上
空きＨＤＤ：２００ＭＢ以上
ＣＤ－ＲＯＭ：２倍速以上
解像度：６４０×４８０以上


 羊羹と牛乳

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